鍼灸について
鍼灸とはどのような施術ですか?
鍼灸は、細い鍼やお灸を用いて身体に刺激を与える、日本で古くから受け継がれてきた施術です。
鍼では、身体の状態に合わせて経穴(ツボ)や筋肉などに刺激を加えます。お灸では、もぐさの温かさを利用して身体へ穏やかな刺激を与えます。
肩こりや腰痛など、痛みのある場所だけに施術するものと思われることもありますが、鍼灸では身体全体の状態を確認しながら、使用するツボや刺激の方法を選んでいきます。
長い歴史を持つ鍼灸
鍼灸は中国で生まれ、その後、日本へ伝わったとされています。日本に伝来してからも長い年月の中で独自に発展し、現在まで受け継がれてきました。全日本鍼灸学会では、日本の鍼灸には約1,500年の歴史があるとしています。
伝統的な考え方を大切にしながら、現在では解剖学、生理学、臨床医学などの知識も取り入れた教育と研究が行われています。
鍼灸師は国家資格です
一般に「鍼灸師」と呼ばれていますが、正式には**「はり師」と「きゅう師」という2つの国家資格**です。
養成課程で解剖学、生理学、病理学、臨床医学、東洋医学、経穴などを学び、それぞれの国家試験に合格して免許を取得します。厚生労働省の国家試験には、医療概論、衛生学、解剖学、生理学、臨床医学、リハビリテーション医学、東洋医学などが含まれています。
木の香鍼灸治療院では、国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当します。
木の香鍼灸治療院の鍼灸の特徴
痛みのある場所だけでなく、身体全体を確認します
身体の不調は、痛みだけとして現れるとは限りません。
胃腸の調子、冷え、睡眠、疲れやすさなど、身体のさまざまな状態が重なって、不調として現れていることがあります。
そのため木の香鍼灸治療院では、肩が痛いから肩だけ、腰が痛いから腰だけというように、症状のある場所だけを見るのではありません。
問診や身体の状態を通して、
- どのような動きで症状が出るのか
- 身体のどこに緊張や負担があるのか
- 胃腸や睡眠の調子はどうか
- 冷えや疲労が続いていないか
- 生活の中で症状が変化するきっかけはないか
などを確認しながら、一人ひとりに合わせて施術を行います。
身体の内側から現れる不調も大切にしています
鍼灸は、肩こりや腰痛などの痛みに用いられることが多い施術ですが、木の香鍼灸治療院では、胃腸の調子や冷え、睡眠、疲労など、身体全体の調子に関するお悩みも大切にしています。
不調の感じ方や身体の状態は、一人ひとり異なります。
同じ症状名であっても、施術する場所や刺激の方法が同じになるとは限りません。お話を伺い、身体の反応を確認しながら、その日に必要と考えられる施術を組み立てます。
刺激の感じ方に配慮します
鍼に対して、
「痛そうで怖い」
「初めてなので不安」
「強い刺激が苦手」
と感じる方もいらっしゃいます。
刺激の感じ方には個人差があるため、木の香鍼灸治療院では、その方の体調や不安に配慮しながら進めます。
鍼が初めての方や、刺激に不安がある方は、施術前に遠慮なくお知らせください。
このようなお悩みをご相談いただけます
痛みや身体の動かしづらさ
- 肩こり・首こり
- 腰痛
- 膝や股関節の痛み
- 五十肩など、肩や腕を動かしにくい
- 手足に広がる痛みやしびれ
- 身体がこわばる、動かしにくい
- 姿勢や動作によって痛みが出る
- 慢性的な痛みを繰り返している
身体の調子に関するお悩み
- 胃の重さや不快感
- お腹の張り
- 食欲が安定しない
- 便秘や下痢を繰り返す
- 冷えやむくみ
- 疲れが取れにくい
- 身体がだるい
- 眠りが浅い、寝てもすっきりしない
- 月経に伴う不調
- 体調の波が大きい
- 病名はついていないが、身体の調子が整わない
施術料金について
木の香鍼灸治療院の鍼灸施術は、基本的に自費施術です。
自費施術では、保険の対象となる病名に限定されず、現在のお悩みや身体全体の状態を確認しながら施術を行います。
料金について
健康保険を利用した鍼灸施術について
保険適用に関しては、医師の同意が得られた場合にのみ、健康保険を利用した鍼灸施術も取り扱っています。
ただし、鍼灸はすべての症状に健康保険を使えるわけではありません。
保険を利用するための主な条件
健康保険による鍼灸の療養費は、主として次のような慢性的な痛みを伴う疾患が対象とされています。
- 神経痛
- リウマチ
- 頸腕症候群
- 五十肩
- 腰痛症
- 頸椎捻挫後遺症
このほか、慢性的な痛みを主な症状とし、これらと同じ範囲に該当すると保険者が判断した疾患が対象になることがあります。最終的に保険の支給対象となるかどうかは、加入している健康保険の判断によります。
医師の同意書が必要です
健康保険を利用して鍼灸施術を受けるためには、原則として、あらかじめ医師の診察を受け、鍼灸施術についての同意書を交付してもらう必要があります。
同意書には有効期間があり、保険による施術を継続する際には、医師による再同意が必要になる場合があります。
病院との併用について
同じ対象疾患について、病院や診療所で治療を受けている期間は、鍼灸施術を受けても健康保険の支給対象にならないことがあります。
お薬の処方や診察の状況などによって取扱いが異なることもあるため、現在通院中の方は事前にお知らせください。
保険をご希望の方へ
健康保険の利用を希望される方は、予約前または初回来院時にご相談ください。
現在の症状や通院状況を確認し、
- 保険の対象となる可能性があるか
- 医師の同意書が必要か
- どのような手続きが必要か
をご案内します。
保険の適用可否は、症状、医師の同意内容、加入している健康保険などによって異なります。すべての方に保険が適用されるわけではありません。

よくあるご質問
鍼は痛いですか?
鍼の感じ方には個人差がありますが、当院では注射針とは異なる、細い鍼を使用しています。
ほとんど何も感じないこともありますが、施術する場所によっては、一瞬チクッとした感覚や、重く響くような感覚が出ることがあります。
身体には、触れても分かりにくい小さな痛点があります。痛点は目で見て確認することができないため、細い鍼であっても、まれに痛点に当たり、痛みを感じることがあります。
その場合は、無理に我慢していただく必要はありません。鍼を調整したり、別の場所へ変更したりしますので、痛みや違和感がありましたら、すぐにお知らせください。
強い刺激が苦手な方や、鍼に不安がある方も、施術前に遠慮なくご相談ください。
鍼は使い回しますか?
当院では、衛生面に配慮した滅菌済みの使い捨て鍼を使用し、一度使用した鍼を別の施術に再使用することはありません。
どのくらいの頻度で通えばよいですか?
症状の内容、続いている期間、身体の状態などによって異なります。
初回の施術後に身体の状態を確認し、必要に応じて通院の目安をご案内します。無理に通院を強制することはありません。
何回で良くなりますか?
施術後の変化には個人差があるため、回数を一律にお伝えすることはできません。
症状が続いている期間や生活環境なども確認しながら、施術後の経過をみていきます。
着替えは必要ですか?
施術しやすい服装であれば、そのまま受けていただける場合があります。
持参着の例:Tシャツ・ジャージなど
必要に応じて施術着をご用意していますので、普段の服装でお越しいただいてもお越しいただけます。
病院に通院中でも受けられますか?
通院中の方もご相談いただけます。
現在治療中の病気、服用している薬、手術歴などを問診時にお知らせください。症状によっては、鍼灸施術より医療機関での診察や治療を優先していただくことがあります。
妊娠中でも受けられますか?
妊娠中または妊娠の可能性がある方は、必ず予約時または施術前にお知らせください。必要に応じて、かかりつけの医師への確認をお願いする場合があります。
健康保険は誰でも使えますか?
いいえ。保険の対象となる疾患や条件が定められており、医師の同意書も必要です。
保険をご希望の場合は、現在の症状と通院状況を確認したうえで、手続きについてご案内します。
初めて鍼灸を受ける方へ
鍼灸に興味はあっても、
「自分の症状は相談してよいのだろうか」
「痛くないか心配」
「鍼灸とKYT整体のどちらが合うのか分からない」
と迷っている方もいらっしゃると思います。
ご自身で施術方法を決められなくても大丈夫です。
現在のお悩みや身体の状態を伺ったうえで、ご案内します。気になることがありましたら、お問い合わせページからご相談ください。
