
スリッパをやめたら、腰痛もやわらいで足も細くなった!💕
腰痛で悩む人の多くが「腰に直接原因がある」と思いがちです。
でも実は、”足元”のクセや環境が姿勢に影響し、結果的に腰痛につながっていることが少なくありません。
今回は、そんな一例として、妻の体験談をご紹介します。
💠スリッパが合わない日常💠
妻は足のサイズが小さく、合う靴やスリッパを見つけるのが難しいタイプです。
普通のスリッパでは歩くたびに脱げてしまい、階段では足の指を上に反らさないと登れないという不自然な動作が続いていました。
子どもの頃は、昔ながらの和風の家に住んでいたため、スリッパを履く習慣はなく、足の指でシッカリと床を捉えていたそうです。
しかし、洋式の生活になり、ヒールやスリッパが当たり前の毎日になった頃から、次第に足の指が使えない状態(浮き指)になり、かかと重心が定着。
それに伴い、慢性的な腰痛が起こるようになり、さらに足全体に無駄な負荷がかかって太くなってしまうという悩みまで出てきました。
♦️姿勢を見直す中で出会った「布ぞうり」♦️
妻はここ数年、姿勢や歩き方を意識するようになり、だんだんと腰痛も改善していたのですが、浮き指だけは治らないままでした。そして辿り着いたのが「布草履」でした。

昔ながらの着物の布で作られたこの草履は、柔らかく、スリッパのようにパタパタと音を立てることもありません。
そして何よりも重要なのは、
鼻緒を足の指で「掴む」ことで、自然と足指を使って歩くようになるという点です。
「鼻緒を引っ掛けて歩くもの」と思っている方が多いですが、実際は親指と人差し指で”挟む”のではなく、”掴む”のが正しい履き方です。
この履き方が、足の指本来の動きを呼び戻してくれます。
💠布草履による変化💠
最初のうちは、足の指の力が弱く、妻も歩くたびに布草履が吹っ飛んで脱げていました。😂
しかし数日でコツをつかみ、自然と足の指で床をシッカリ捉えるように。
すると身体の重心も整い始め、次第に腰痛への負担が軽減。
立ち姿も変わり、腰痛の悩みも和らいで行きました。そして、妻が何より喜んだのは、若い頃から悩んでいた太い足が少し細くなったこと。以前よりも日頃のケアで筋肉が柔らかくなり、確かに細くなりました。
驚いたのは、歩くスピードまで速くなったこと。
「すり足こそ、速く歩く秘訣だったのかも!」と笑いながら言う妻の姿を見て、私自身も改めて”昔の日本人の知恵”に感動しました。
⚠️ただ1つ難点なのが靴下ですね。⚠️
5本指靴下を持っていなかった妻は、仕事が終わり次第スリッパを脱いで布草履に履き替えていたのですが、調子が良くなって明らかに身体の変化があったため心はもう布草履一択になっていたようです。
なので、普通の靴下を履くときは外へ出かける時だけにしようと5本指ソックスをポチリ。
ですが、やはり出かける準備をして家の中で通常靴下を履くと布草履を履けないので、外に出る寸前に靴下を履いたりしています。それがちょっとめんどくさそうです😂
♦️足裏の刺激は脳にも良い影響を♦️
足の裏にはたくさんのツボが存在します。
足ツボを刺激することは身体だけでなく、脳にも良い刺激を与えるとされています。
実際に最近では、草履や下駄を履かせる幼稚園も増えており、幼少期から足裏を鍛えることが、脳の発達にも良い影響を与えると考えられています。
妻の実家でもこの考え方が昔から言われていたようです。
ですから、子どもの脳の発達にも、頭をフル稼働させる現代の大人にも、ボケ防止の高齢者にも布草履はオススメなのです。
足の指を使って歩く。
重心を正しく整える。
当たり前のようで、現代人の多くが失っているこの感覚。
布草履を使うことで、自然と身体に”本来の歩き方・立ち方”を思い出させることができました。
当院では、東洋医学と姿勢改善を組み合わせた、根本からのケアを行なっています。
腰痛や姿勢にお悩みの方は、まずは日常の”足元”から見直してみませんか?
ご相談はお気軽にどうぞ。
✨病気になりにくい身体づくり、始めませんか?✨
🌿病気になってからではなく🌿
🍀病名がつく前にケアする時代へ!🍀
