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胃痛そして東洋医学の考え方

食物アレルギーにも様々な種類があります。

症状も一般的なアレルギー症状である痒みや発疹が出るわけではなく、胃痛や胸のムカムカなど人によってはアレルギーとはみなされない症状もあるのです。

たとえば固有の食べ物を食べると胃痛がする方もいれば、何を食べても胃痛がしてしまう方、固有の物を少量なら食べられるけど、量を食べると胃痛がしてしまう。など様々です。



身体にとって毒になりうる物を食べれば身体に悪い影響が出るのは当たり前ですが、身体に良いとされている物でも、一度身体がエラーを起こしてしまった場合その人にとっては毒物と変わらないように身体はストレスに感じ症状を出してしまうことがあります。

人によっては一般的に言われるアレルギー症状が出る方もいれば、胃痛や、頭痛、疲労感などの症状が出る人もいるのです。



今回は何を食べても食後に胃痛がしてしまって食べることに恐怖を覚えてしまった方の症例です。


こちらの患者さんは以前から食が細かったわけではなく、人並みに食べられていたのですが、ある日を境に食後1時間もしないうちに胃痛に悩まされるようになってしまったそうです。

毎日食事をする度に胃痛がするわけですから、気分も落ち込み好きだった物も
食べたらまた痛くなってしまうという恐怖から日頃の生活も憂鬱になり次第に笑顔が消えていってしまったそうです。

そのまま半年近く悩みを抱えたまま生活をされていたため酷く痩せてしまい、食べ物から十分に栄養を吸収できていなかった為に体力も気力もなくなってしまっていました。



そこでアラテックで施術をしてみた結果

驚くことに1度の施術で、治療院からの帰りの途中にはお腹が空いた感覚が戻りグゥーと鳴ったそうです。

それでも、やはり食べるのが怖いと感じてしまうので、初めは少しずつ様子をみながら食事の量を増やしていったのですが、食べても痛くない。

もう少し量を増やして食べても。。。痛くない。

この成功体験を増やしていったことで、今では以前の様に何でも好きな物を人並みに食べられるようになり、好きだった物を心から美味しいと感じながら食べることができる様になりました。と喜んでいただけて私たちも嬉しく思いました。



こちらの患者さんのように1度のアラテックの施術で、何を食べても胃痛がして食欲が落ちてしまったというケースは稀ではなく、思ったよりも単純に解決できることがあるのです。

(※もちろん1回の施術では済まない方もいらっしゃいます。)


胃痛一つでも原因は人により様々で、症状も患者さんの問診を聞いていると微妙に違ったりすることが当たり前なので、問診がいかに大事かということを毎回思わされます。

ただただ痛いと訴える患者さんにも、その方の生活スタイルや感情など全てのことに原因が潜んでいるのです。

そこを如何に紐解くかが早く回復するために最も重要になります。



このように東洋医学というものは現場(胃痛なら胃だけ)を診れば良いわけではないのです。

身体やメンタル全てを総合して、患者さんひとりひとりに合った治療や施術をすることが何よりも大事です。

私たちは日々パーソナルな治療、施術ができるよう意識しながら患者さんと向き合い、患者さんにもたくさん経験を積ませていただいて感謝しております。

同じ様な症状や、似た様な症状の方がいらっしゃれば一度相談にいらしてください。